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  1. 118 総合文化研究科・教養学部
  2. 10 言語情報科学専攻
  3. 言語情報科学
  4. 16
  1. 0 資料タイプ別
  2. 30 紀要・部局刊行物
  3. 言語情報科学
  4. 16

中上健次「一番はじめの出来事」論 : 二次性をめぐって

https://doi.org/10.15083/00074683
https://doi.org/10.15083/00074683
c7cba9ba-65da-4130-9443-754f74ac8d39
名前 / ファイル ライセンス アクション
lis1613.pdf lis1613.pdf (360.2 kB)
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2018-05-23
タイトル
タイトル 中上健次「一番はじめの出来事」論 : 二次性をめぐって
言語
言語 jpn
キーワード
主題Scheme Other
主題 中上健次
キーワード
主題Scheme Other
主題 一番はじめの出来事
キーワード
主題Scheme Other
主題 二次性
キーワード
主題Scheme Other
主題 初期作品
キーワード
主題Scheme Other
主題 康二
資源タイプ
資源 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
タイプ departmental bulletin paper
ID登録
ID登録 10.15083/00074683
ID登録タイプ JaLC
著者 亀有, 碧

× 亀有, 碧

WEKO 146844

亀有, 碧

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 本稿の目的は、中上健次の商業文芸誌へのデビュー作である「一番はじめの出来事」(1969)の分析を通じて、中上文学の始点のありかたを再検討することである。そのために本稿はまず、本作の焦点人物「康二」の名に含まれる「二」の一字を手がかりに、物語言説と物語内容の双方に、同化の対象から分化した主体の空間的位置と、自身の発生が対象に遅れているという時間的位置の双方を主張する、二次性のコンセプトを読みとった。物語言説は、語りの事後性や断定不可能性を示す直喩表現を多用することで、語ろうとしたものとの齟齬を自らのうちに示し、他方で康二は、水や有機的なもの、光、そして「ほんとう」のものに対する自身の齟齬を認識しつつ、想起する語りによって遡行的に、同化の可能性を想像するのである。さらにそのコンセプトは、命名を媒介に、母による「家」を組織する機制とも結びつけて語られている。そのうえで本稿は、作品末尾で康二が知ることとなる兄の自死を、自身の二次性を決定的なものとする「出来事」として読みとる。以上の分析は、まさに始点の概念から遠く離れた本作の位置を明らかにするものである。
内容記述
内容記述タイプ Other
内容記述 言語態
書誌情報 言語情報科学 = Language and information sciences

巻 16, p. 215-231, 発行日 2018-03-01
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 13478931
書誌レコードID
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AA11831019
著者版フラグ
値 publisher
出版者
出版者 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻
出版者別名
Graduate School of Arts and Sciences, the University of Tokyo
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Ver.1 2021-03-01 13:58:52.358326
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