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アイテム
聴くことと語ること : 中上健次「火宅」における実父の描出をてがかりに
https://doi.org/10.15083/00079652
https://doi.org/10.15083/0007965224feafe3-2bfd-4b06-9946-27c0109fe032
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2020-09-16 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 聴くことと語ること : 中上健次「火宅」における実父の描出をてがかりに | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 中上健次 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 火宅 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 聴き手 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 父 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 龍造 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15083/00079652 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
亀有, 碧
× 亀有, 碧 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 文学作品の言葉を、既存の種々の言葉の網目――「テクスト」の中に位置づけるならば、その言葉が今まさに発せられてゆく物語行為の地点もまた、聴く行為をともなう社会的歴史的なコミュニケーションの連鎖のうちに捉えられねばならない。本稿が分析の対象とする中上健次の短篇小説「火宅」(一九七五)は、その語る行為と聴く行為との連鎖を前提としたテクストのありようを体現する稀有な小説である。なぜなら、本作の焦点人物〈彼〉はまずもって物語世界内に発生する語りの聴き手としてふるまい、その焦点人物へと至る語りの伝達が、テクストの地の文をも構造化しているからである。本稿では、そのようにまずもって他者の語りを聴いたところからはじまる物語行為のありかたが、とくに〈彼〉によって「その男」と呼ばれる実父に対する語りに如実に表れていることに着眼した。その上で、実父がどのように語られていくかを分析することで、伝聞をともなう物語行為がどのように本作のテクストを構造化し、いかなる新たな語りの生成をもたらしているのかを明らかにした。 | |||||
内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 言語態 | |||||
書誌情報 |
言語情報科学 = Language and information sciences 巻 18, p. 91-106, 発行日 2020-03-01 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 13478931 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA11831019 | |||||
著者版フラグ | ||||||
値 | publisher | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻 | |||||
出版者別名 | ||||||
Graduate School of Arts and Sciences, the University of Tokyo |