WEKO3
アイテム
家庭用エアコンによる電力需給調整ポテンシャルに関する研究
http://hdl.handle.net/2261/55584
http://hdl.handle.net/2261/55584215e18c9-ff3f-4ebe-a3b2-2d96a6d1dab3
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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37116493.pdf (4.2 MB)
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Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||
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公開日 | 2013-12-25 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 家庭用エアコンによる電力需給調整ポテンシャルに関する研究 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源 | http://purl.org/coar/resource_type/c_46ec | |||||
タイプ | thesis | |||||
その他のタイトル | ||||||
その他のタイトル | The Effect of Residential Air-Conditioning Load Management on Power System | |||||
著者 |
山田, 雄吾
× 山田, 雄吾 |
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著者別名 | ||||||
識別子 | 11409 | |||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
姓名 | Yamada, Yugo | |||||
著者所属 | ||||||
著者所属 | 東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻 | |||||
著者所属 | ||||||
著者所属 | Department of Electrical Engineering and Information Systems, Graduate School of Engineering, The University of Tokyo | |||||
Abstract | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 現在の電力システムでは需要が所与として考えられ、それに応じて供給側が電力供給を行い、需給バランスを保っている。近年、二酸化炭素排出量削減など環境面への配慮から、クリーンな電源として太陽光や風力などの再生可能エネルギーの導入が促進されている。しかしこれらは間欠性電源であり大きな出力変動が生じるため、これまでのように供給側のみが需給バランスを担うシステムでは、電力の安定供給実現が困難となる。この問題を解決するために、蓄電池の導入などの対策が考えられているが、高価なため実現へ向けてはさらなる技術進歩を必要とする。より効率的な方法として、需要制御という考え方が提唱されている。需要を制御対象とすることで、電力需給バランスを需要側・供給側双方が協調し保つことにより、再生可能エネルギーの大量導入時に予測される大きな出力変動への対処だけではなく、負荷平準化を実現しベース電源を有効に活用する事で全体として最適な運用が可能となる。家庭の需要としては、需要ピーク時において割合の高い空調負荷に関する検討が、給湯器に比べ不十分である。これは、家庭用エアコンの消費電力を詳細にシミュレーションできる手法が確立されていない点や、需要家の利便性の評価を行う事が困難であるなどの理由が考えられる。そこで本研究では、家庭部門の空調負荷(ヒートポンプ式エアコン)を制御した際の需要家の利便性を条件として用いた上で、エアコン消費電力の評価を行う。快適性を制御の条件として用いる点は本研究の特徴であると言える。また、COMMAハウスを用いた実験結果を利用し、シミュレーション制御の向上を実現し、需要家の快適性を変数として用いてアンケート結果を踏まえた評価を行うことによって、家庭のエアコン制御によって得られる需要削減ポテンシャルに関する定量的な評価を行う。本研究は第1章から第7章からなる。第1章では、本研究における研究背景・目的について述べている。第2章では、エアコン使用実態・制御されることに対する機器使用者の感覚を明らかにすることを目的としたアンケート結果について述べている。第3章では、解析に用いた熱負荷シミュレーション・エアコン熱源特性のモデルについて説明している。第4章では、COMMAハウスにおける実験結果とシミュレーション結果の比較を行い、シミュレーション精度に関する評価を行っている。第5章では、エアコンの運転決定モデルについて説明し、エアコン1台における制御結果について評価を行っている。第6章では、電力系統の電力需要ピークを最小化するモデルを用いて、ピーク削減結果について検討を行っている。最後に第7章で本研究の結論としている。 | |||||
書誌情報 | 発行日 2013-03-25 | |||||
学位名 | ||||||
学位名 | 修士(工学) | |||||
学位 | ||||||
値 | master | |||||
研究科・専攻 | ||||||
工学系研究科・電気系工学専攻 | ||||||
学位授与年月日 | ||||||
学位授与年月日 | 2013-03-25 |