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母語での漢字使用の有無は機能動詞結合の習得に違いを生ずるか : 日本語学習者の作文における産出使用を対象に
https://doi.org/10.15083/00016506
https://doi.org/10.15083/0001650675566480-c935-4408-ae52-eb749127a5a5
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2014-05-21 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 母語での漢字使用の有無は機能動詞結合の習得に違いを生ずるか : 日本語学習者の作文における産出使用を対象に | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 機能動詞結合 | |||||
主題Scheme | Other | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 日本語学習者 | |||||
主題Scheme | Other | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 母語での漢字使用の有無 | |||||
主題Scheme | Other | |||||
キーワード | ||||||
主題 | 作文コーパス | |||||
主題Scheme | Other | |||||
資源タイプ | ||||||
資源 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.15083/00016506 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
岡嶋, 裕子
× 岡嶋, 裕子 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 「散歩」「迷惑」のような事態を表す名詞を動詞として用いるためには、「散歩する」の「する」、「迷惑をかける」の「かける」のような機能動詞と結合することが必要である。事態性名詞と機能動詞が結び付いたものを機能動詞結合というが、その結び付きは慣用的で規則性がなく、日本語学習者にとって、習得は困難である。事態性名詞の多くは漢語であるため、漢字を用いる中国語を母語とする学習者(Chinese leaners of Japanese:以下CLJ)は母語で漢字を用いない学習者(以下、「非漢字学習者」)と比べ、機能動詞結合の習得において有利に思われる。作文コーパスで使用された機能動詞結合を比較分析した結果、CLJは非漢字学習者に比べ著しく多くの機能動詞結合を用いていた。しかし、非漢字学習者も事態性名詞に多くの漢語を用い、また使用漢語の難易度もCLJと変わらなかった。運用における誤用を見ると、両者に共通していたのは、日本語にない事態性名詞と機能動詞の組み合わせ、機能動詞結合への不適切な修飾という誤用だった。一方、日本語にない母語の借用、動詞抜きの事態性名詞の直接活用、心理表現における不適切な受け身形という誤用はCLJにしかみられなかった。 | |||||
書誌情報 |
言語情報科学 巻 12, p. 73-89, 発行日 2014-03-01 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 13478931 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA11831019 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻 | |||||
出版者別名 | ||||||
Graduate School of Arts and Sciences, the University of Tokyo |