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  1. 114 人文社会系研究科・文学部
  2. 06 インド哲学仏教学
  3. インド哲学仏教学研究
  4. 17
  1. 0 資料タイプ別
  2. 30 紀要・部局刊行物
  3. インド哲学仏教学研究
  4. 17

An Inquiry into the Relationship between the Śikṣāsamuccaya and the Bodhi ( sattva ) caryāvatāra

https://doi.org/10.15083/00036992
https://doi.org/10.15083/00036992
daf21389-30f8-45f0-8b95-3ab60cb629ba
名前 / ファイル ライセンス アクション
ib017002.pdf ib017002.pdf (655.3 kB)
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2011-06-30
タイトル
タイトル An Inquiry into the Relationship between the Śikṣāsamuccaya and the Bodhi ( sattva ) caryāvatāra
言語
言語 eng
資源タイプ
資源 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
タイプ departmental bulletin paper
ID登録
ID登録 10.15083/00036992
ID登録タイプ JaLC
その他のタイトル
その他のタイトル 『学処集成』と『入菩薩(菩提)行論』の関連をめぐって
著者 Saito, Akira

× Saito, Akira

WEKO 87814

Saito, Akira

Search repository
著者別名
識別子Scheme WEKO
識別子 87815
姓名 斎藤, 明
著者所属
著者所属 University of Tokyo
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 『学処集成』Śikṣāsamuccaya と『入菩薩(菩提)行論』Bodhi ( sattva ) caryāvatāra については、両者ともに菩薩の学ぶべきこと(学処 śikṣā) を論じ、両者の間には共通の偈頌も見られ、さらにはまた現行の『入菩提行論』V.105 が、「一方また、『学処集成』は、必ず、繰りかえし繰りかえし学ばれねばならない。なぜなら、そこには正しい行いが詳細に示されているのだから」と明言している事実もあって、両書がシャーンティデーヴァの代表作であることを疑う声は、従来およそなかった。しかしながら、敦煌出土のチベット語写本に伝承される『入菩薩行論』の初期本に上記の引用が欠落していることもあって、シャーンティデーヴァの著作とその伝承をめぐっては、この間、根本的な再考を余儀なくされることになった。// 本論文は、関連成果をふまえたうえで、改めて、上記両論の関係、詳しくは8 世紀には成立していたと推定されるアクシャヤマティ作の初期本『入菩薩行論』(9 章本・702,5 偈)とシャーンティデーヴァに帰せられる『学処集成』の両書、ならびに10 世紀以前の成立が疑いえない現行のシャーンティデーヴァ作『入菩提行論』(10 章本・913 偈)を含む3論書の相互関係の再検討を目的としている。// まず、初期本『入菩薩行論』と『学処集成』の両書については、(1) 両者ともに『デンカルマ』目録(824 年) に記載があり、(2) 前者の初期本『入菩薩行論』には後者の『学処集成』への言及はなく、(3) 後者の『学処集成』を構成する27 根本偈の中の―「身体」「所有物」「三世に積まれた善性」と、それらを有情のために惜しみなく「捨てさること」、そしてそのためにそれらを「守護」し「浄化」し「増大」させることという―7 つの要所を示す第4 偈を含む複数の重要偈が初期本『入菩薩行論』に依存していることからも、これら両論は、およそ紀元8 世紀に、この順序で成立していたことが推定される。次に、『学処集成』と現行の『入菩提行論』との関係については、(1) 後者の『入菩提行論』の中で、前者の『学処集成』を繰りかえし学ぶよう、初期本『入菩薩行論』にない新たな偈頌(V.105)を挿入して勧めていること、(2) 後者の『入菩提行論』は、その帰敬偈として、初期本『入菩薩行論』にあったナーガールジュナ作『中論』のいわゆる「八不」の偈に代わって、前者の『学処集成』にある―『学処集成』にこそふさわしい―謙遜にみちた内容の帰敬偈を置いていることが注目される。これらの事実からも、『入菩提行論』の著者ないし校訂者は、『学処集成』の成立後、遅くとも10 世紀には、菩薩が学ぶべき経典アンソロジーとして、ナーガールジュナ作の『経典集成』とは別の、大乗経典のみを引用する『学処集成』こそを重んじたうえで、初期本『入菩薩行論』に部分的な削除と、内容的な改変と、新たな偈頌の挿入を加える形で現行のような内容の作品を生み、定着させたという経緯が推定される。
書誌情報 インド哲学仏教学研究

巻 17, p. 17-24, 発行日 2010-03-31
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 09197907
書誌レコードID
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AN10419736
日本十進分類法
主題Scheme NDC
主題 126
出版者
出版者 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部インド哲学仏教学研究室
出版者別名
Department of Indian Philosophy and Buddhist Studies, Graduate School of Humanities and Sociology, University of Tokyo
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Ver.1 2021-03-01 11:27:42.383715
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